「間仕切りはしたいけれど空間を狭く見せたくない」というときにおすすめなのが鏡のパーテーションです。
鏡面に部屋の内部が映り込むので、空間が広く感じられます。
鏡のパーテーションにはバリエーションがあるので、用途に合わせて利用するとよいでしょう。
この記事では、オフィスにぴったりな鏡のパーテーションを3つ紹介します。
天井と床に突っ張るタイプのパーテーションは、天井の高さに合わせて調整できるので、部屋のどこにでも自由に設置できます。
比較的簡単に設置する事が出来る為、自分達で設置する事も出来、組立設置費を省く事が出来るのでその分コストを抑える事も出来ます。
目隠しできる高さは180cm前後までなので、それより上は開いています。
そのため、照明や空調を共用することも可能です。
会議室等をしっかり仕切りたい場合にはドアの設置等が出来ない為不向きですが、簡単な目隠しやミーティングスペースを仕切る際にお勧めです。
キャスターの衝立に鏡面がついたタイプのパーテーションです。
1枚だけの設置でも、空間を広く見せる効果は抜群です。
複数のパーテーションを並べて使えば、さらに広く見せられます。
キャスター付きで移動させやすいので、用途に応じて組み替えて使うときにも便利です。
他の素材でできた同型のパネルと組み合わせて使うときは、鏡面を何枚用意してどの位置に配置するかがポイントになります。
設置場所によって、何を鏡に映しこむのがプラスに働くかが違ってくるので、それを確認するときもキャスターがついていると便利です。
また、キャスター付きのタイプはキャスターの分だけ鏡面の高さが高くなり、190cm近くまで目隠しできます。
狭いスペースでも鏡の中と連続した空間に見せることで、圧迫感を和らげる働きをします。
使うときだけ出して設置するのであれば、折り畳み式のパーテーションが便利です。
収納も設置もそれほど広いスペースを必要としません。
移動させて使う場合には、キャスター付きを選ぶとよいでしょう。
使用するときだけ広げて使い、使わないときは折り畳んで収納できるのが折り畳み式パーテーションの魅力です。
オフィスの入り口付近など、立って使用する場所に設置するなら、鏡の高さが180~190cmまであるほうが無難です。
視界を遮られている感覚を軽減できるので、奥行きが広く感じられます。
折り畳み式は角度を自由に変えられるので、隠したい部分、映したい部分を考えて設置することが大事です。
とくに、部屋の角に設置するときやカーブさせて置くのであれば、折り畳み式がよいでしょう。
複数のパーテーションを並べて置くよりも、折り畳みのパーテーションを置いたほうが置きやすく安定もします。
パーテーションには、空間を間仕切りすると同時に目隠しする効果もあり、会議・ミーティング等の多いオフィスには欠かせないものです。
しかし、狭いオフィスにパーテーションを用いたときは、より狭さを強調してしまうのがデメリットです。
パーテーションに鏡の効果を取り入れることで、限られたオフィス空間を広く見せることができるようになります。
色々な種類のパーテーションがあるので、オフィス空間とのバランスを考えながらどのパーテーションのタイプが一番適しているのか、バランスを考えながら設置出来ると良いでしょう。