空間の用途に合うオフィス向けパーテーションとは

2017/12/13

種類

オフィスレイアウトには、壁、間仕切り、目隠しとさまざまな使い方ができるパーテーションが欠かせません。
しかし、種類が豊富で素材もさまざまですから、目的に応じたパーテーションを選ぶことが大事です。
ここでは、オフィス向けパーテーション選びのコツをシーン別に紹介します。

空間の用途に合うオフィス向けパーテーションとは

シーン① エントランス

エントランス

エントランスは企業の顔となる部分といえます。

来客の第一印象を決定づける大事な場所ですから、ブランドイメージにあったデザイン性の高いエントランスにしたいという気持ちはどの企業にもあるはずです。

しかし、費用面の制約がある場合はどうでしょうか。
十分な費用をかけられない場合は、機能性や利便性、セキュリティーなど重視するポイントを絞ってエントランスづくりするしかありません。

現にオフィスビルの間取りも、中小規模のビルではエレベーターから直接執務スペースへの出入りが可能なタイプが増えています。

そのため、エントランスにも受付ブースを設けるのをやめて、ローパーテーションで執務室と外部を分けるだけのシンプルな形にするのもひとつの方法です。

パネルの上部をくもりガラスにすれば、人の気配が感じられ閉鎖感もやわらぎます。
どのようなイメージのエントランスにするかは、下部の素材の選び方で変えることも可能です。

シーン② 会議室・応接室

会議室・応接室

会議室や応接室は、基本的に話をするための部屋です。

「目隠しすることを重視するか」「話の内容が漏れないように防音性を重視するか」
目的によって選ぶべきパーテーションの種類や素材が変わります。

たとえば、衝立やローパーテーションでも簡易的な応接スペースを作ることは可能です。

衝立やローパーテーションなら素材の選択肢が豊富で工費が安く済みます。
いざというときには組み換えも可能です。

しかし、防音性が低いため、秘密性の高い話をするのには向きません。

周りの目を気にしないでミーティングしたり、誰が話しているかを分かりにくくしたりするための目隠しを最優先にした形になります。

防音性を重視した本格的な会議室や応接室にするなら、スチール製のハイパーテーションを用いるのがおすすめです。
壁面がフラットで継ぎ目が目立ちにくいので、スタイリッシュに仕上がります。
ただし、コストが高くつく点が難点です。

多少防音性が劣っても工費を抑えたい場合には、アルミタイプのハイパーテーションを利用するとよいでしょう。

素材の組み合わせの自由度が高く、上部だけガラス素材を用いるなど素材の組み合わせを工夫すれば、おしゃれに仕上げられます。

シーン③ 執務室

執務室

 

執務室はどのような業務を行うかによって最適なパーテーションの種類が異なります。

作業中のプライバシー保護とコミュニケーションのしやすさとのバランスで適切なパーテーションを選ぶことが基準になります。パーテーションの高さをあげればプライバシーを守ることが出来ます。
その反面として他のスタッフとのコミュニケーションがとりにくくなってしまうデメリットがあります。
作業中にどの程度までプライバシーを守りたいかを考えてパーテーションを選びましょう。

もっとも低いのが下を向いて仕事をしているときのプライバシーのみを確保する高さ100~110cmです。手元はしっかり隠しながら、顔をあげたときには十分な視界を確保できます。

座って仕事をしている間は常にプライバシーを保ちたいというのであれば、もう少し高めの120~140cmが適当です。

秘密保持のためなど、常に周囲から見えない場所で仕事をする必要があるなら、パーテーションの高さは150cm以上にします。

他の部署から完全に独立した部屋を作り出すのであればハイパーテーションを用いるとよいでしょう。
ただし、執務室の間仕切りは、集中しやすいスペースを確保しながらコミュニケーションもとれるようにするのが一般的です。

ローパーテーションで個々のブースを区切るようにすれば、部署の人数が増えたときも、デスクの配置を変更するときも簡単に組み替えられます。

目的にあうパーテーション選びを

オフィスレイアウトは、最初に「どのようなオフィスにしたいのか」というイメージをはっきりさせてから始めることが大事です。

同じ空間でも壁の位置や間仕切りの仕方でまったく違った印象になります。
たとえば、エントランスを凝ったデザインにする場合、企業イメージを表現するための空間という意味付けになります。
しかし、社内と社外を隔てるだけでよければ、間仕切りとしての役割だけ持たせれば十分です。

会議室や応接室もどの程度の閉鎖性と防音性が必要なのかによって、最適なパーテーションの種類や素材が違ってきます。
執務室に至ってはプライバシーの保持とコミュニケーションのとりやすさを「どの程度のバランスにするか」によって、パーテーションの位置や高さが変わります。

つまり、「パーテーションをどのような目的で用いるか」によって必要とする機能も違ってくるということです。
「適したパーテーションを選べるかどうか」がオフィスの使いやすさを左右するといっても過言ではありません。

なので、オフィスのレイアウトを考える際には「どのような目的で使用するのか」をしっかりと固めましょう。
もし、イメージがぼんやりとしているのであれば、専門業者に相談するのも一つの手です。

目的にあった適切なパーテーションを選び、素敵なオフィスを作りましょう。

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