ローパーテーション選びのポイント

2017/12/13

種類

ローパーテーションとは、床や天井に固定しない高さの低いパーテーションのことです。
座ったときには周囲から遮断され、立ち上がったときには周囲を見渡せるように設置できます。
この特徴は、目隠しとして用いるのに便利です。
ここでは、ローパーテーションの上手な選び方を3つのポイントで紹介します。

ローパーテーション選びのポイント

ポイント① 目的に適した高さや連結方法で選ぶ

目的に適した高さや連結方法で選ぶ

ローパーティションは床や天井に固定せずに設置するので、レイアウトの変更がしやすいというメリットがあります。

部署ごとに島を分けたい場合や、レイアウト変更が多いオフィスの場合、ローパーティションで仕切る事がお勧めです。

また、床や天井に穴を開けずに設置できるので、一時的な仮オフィスやすぐに移転の計画がある場合等も、退去時に原状回復等の費用がかからないのでローパーティションで仕切ると良いでしょう。

レイアウト変更でよくローパーティションが用いられるのは、デスク周りをしたい場合です。デスク周りを仕切りたい場合、なぜ仕切りたいのかを踏まえた上で選ぶパーテーションの高さを意識しましょう。

隣接している席から手元への視線を遮りたい場合、座ったときの目線の高さとほぼ同じ120cmくらいが適当です。

座っている時は完全に周りから遮断され、立ち上がると周囲を確認できるようにしたい場合140cmくらいが適当です。

立ち上がったときにも周りと遮断された空間を必要とするなら150cm以上の高さが必要になります。

机と机ではなく、島と島の目隠しに使用するなら、高さ180~200cmの背が高めのものがおすすめです。

通路を確保して動線を作り出すのにも重宝します。

また、直線だけでなく、L字、T字、コの字など連結のバリエーションがあるので、お好みの形に建てる事もでき、高さと連結方法を変化させることで部署の数や人数の変化にもフレキシブルに対応できるという魅力もあります。

間仕切りしたい場所の使用目的に適した高さや連結方法を選ぶようにしましょう。

ポイント② 作りたい部屋の必要条件を確認しておく

作りたい部屋の必要条件を確認しておく

移転やレイアウト変更が多い店舗やオフィスの場合、高めのローパーテーションを組み合わせて部屋を作るという方法も選べます。

しかし、仕様によってハイパーティションで建てた方がコストカットになる事もあるので、どんな条件のオフィスで、どのような部屋が必要なのか確認しておきましょう。

 

確認しておくことは、以下3点です。

1. ドアが必要ではない部屋が欲しい

2. 天井や床にビス等で穴をあけたくない

3. 機密性が必要ではない

 

上記3点全てYesであった場合、ローパーティションで仕切るのがお勧めです。

コストカットに繋がり、また、希望に合った機能をもつ空間に出来るでしょう。

ただし、天井や床に固定しないローパーテーションは安定性に欠けるという欠点があるということを忘れてはいけません。
1辺を4m以上の長さに設置すると不安定になります。

広い部屋を作る場合や、部屋を常設する場合は、ローパーテーションは不向きなため、ハイパーテンションを用いて部屋を作ることがおすすめです。

ポイント③ デザイン性で選ぶ

デザイン性で選ぶ

ローパーテーションは住宅でもオフィスでも気軽に導入する事が出来る為、ハイパーテーションと比べて素材が豊富で、デザイン性の高いものがそろっています。

特に、アルミ系のローパーティションは抑えた色からポップな明るい色までカラーバリエーションが豊富です。

既製品で安くおしゃれな空間を作り出すなら、アルミ系のローパーテーションの中から選ぶようにするとよいでしょう。

しかし、遮音性が高く安定感のあるスチールパーテーションが必要という場合でも大丈夫です。

デザイン性を高める方法はあります。
スチールパーテーションに貼る木目調やカラーのシートを選びましょう。
それらを貼ることでデザイン性を高めることも可能です。

また、パーテーションのパネルを自由に組み換える事が出来る物もある為、造形でデザイン性を強調することもできます。

簡単なのは一部だけ素材を変えるという方法です。
ガラスやアクリル素材は、それだけで用いるのとアルミなど他の素材と組み合わせて用いるのとでは雰囲気が大きく変わります。

上部と下部もしくは上段・中段・下段に区切って、一部素材を変えるという方法をとるのが一般的です。

どのような雰囲気を作り出したいのかをよく考えて素材を組み合わせましょう。

視界の確保や移動が必要ならローパーテーションがおすすめ

ローパーテーションとハイパーテーションの大きな違いは、床や天井に固定するかしないかという点です。

そのため、ローパーテーションを選ぶなら、その特徴を活かせる使い方をしましょう。

ローパーテーションの最大のメリットはレイアウトの変更がしやすいという点です。

たとえば、オフィスの場合なら、部屋の移動や島の組み換えなどにもフレキシブルに対処できます。
使用する高さを工夫することで、机と机を仕切るだけでなく、島と島を分けるのにも利用可能です。

大きな部屋を作る場合は不安定さが気になりますが、小さな部屋なら作り出せます。

ローパーテーションは素材や種類が豊富なので、デザイン性の高い空間を作り出すのが得意です。
コストが安く、用途に合わせて組み替えもしやすいので、部屋の広さや使う期間を考えたうえでならローパーテーションで部屋を作るという選択もありでしょう。

もし、空間をどのように活かすか迷っているのであれば、ローパーテーションの使用も可能です。

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